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db2改,完成への道【その2】
- 2007/05/16(Wed) -
 耐久レースへの出場を決心した俺は,点検・整備のためにdb2をパワーハウスに持ち込んだ. 
 中野さんは俺の愛するdb2を見て

 「とんでもないもん持ってきたな〜」

 と笑っていたが,事の顛末からレースのレギュレーション,db2が抱える問題点,改良してほしいポイントなど,説明を進めていくうちに,次第に表情を曇らせはじめた.
 パワーハウスはもともと真剣にレースに取り組んでいたショップで,中野さんも普段から

 「レースっていうのは勝つか負けるかの真剣勝負だ」

 と言っているくらいなので,きっと遊び半分でレースに出場するという姿勢に抵抗を感じているのだろうと思っていたのだが,どうもそうではないらしい.

 何はともあれ,パワーチェックをしてみようということになり,シャシーダイナモに載せて後輪出力を計ってみてビックリ!

 32馬力.

 眩暈にも軽い似たショック・・・
 整備もしてない400ccの古いオートバイだし,50馬力は無理でもせめて45馬力はかたいと思っていたのに.
 現実は厳しい・・・

 だが,オートバイの価値は馬力じゃないのだ!
 たとえ32馬力しかなくても,峠があんなに楽しかったではないか.bimotaの命はハンドリングだ.ハンドリング最高! 馬力なんてくそ食らえ〜

 などと自分で自分を慰めていると,しばらく黙ってdb2を見つめていた中野さんの口から信じられない言葉が発せられた.

 「このエンジンじゃ,もてぎの坂は登れない・・・」
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